【ウラジオストク共同】ロシアが南クリール諸島(北方領土)を経済特区に指定したことに関連し、極東発展省は24日までに、色丹島に特区制度の拠点を置き、最初の事業として、同島の水産加工企業が新工場や冷凍施設などの建設を始めると発表した。
色丹島は1956年の日ソ共同宣言に平和条約締結後の日本への引き渡しが明記されている。日本との共同経済活動の実現に向けた交渉が進む中での特区指定について、ガルシカ極東発展相は「最終的な決定に至るまで、島の生活を停滞させることはない」と述べ、日ロ交渉が進展しなければ、ロシア独自の制度の下で北方領土開発を続ける姿勢を鮮明にした。
配信 2017/8/24 17:19
共同通信
https://this.kiji.is/273364401002151944
色丹島は1956年の日ソ共同宣言に平和条約締結後の日本への引き渡しが明記されている。日本との共同経済活動の実現に向けた交渉が進む中での特区指定について、ガルシカ極東発展相は「最終的な決定に至るまで、島の生活を停滞させることはない」と述べ、日ロ交渉が進展しなければ、ロシア独自の制度の下で北方領土開発を続ける姿勢を鮮明にした。
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