岸田文雄外相は22日、8月3日に予定される内閣改造について「ポストは首相の判断だ。政権を支えるため努力したいとの思いを伝え、判断を待ちたい」と述べ、自らの人事については安倍晋三首相に委ねる考えを示した。
香川県観音寺市で記者団に語った。
岸田氏はこれに先立ち、同市内で自身が率いる自民党の派閥「宏池会」(岸田派)の会長だった大平正芳元首相の墓参りをした。
大平氏は外相や蔵相などを歴任し、1978年に首相に就任したが、80年の衆参同日選の最中に急死した。
岸田氏は記者団に「命を懸けた大平氏の足跡を思うと我々はまだまだ甘い」と強調。
さらに「宏池会の歴史は決して権力を求めた歴史ではなかった。
権力に対して謙虚であり続けたい」と述べ、安倍首相との差別化を意識しつつ「ポスト安倍」への意欲をにじませた。
https://mainichi.jp/articles/20170723/k00/00m/010/025000c
香川県観音寺市で記者団に語った。
岸田氏はこれに先立ち、同市内で自身が率いる自民党の派閥「宏池会」(岸田派)の会長だった大平正芳元首相の墓参りをした。
大平氏は外相や蔵相などを歴任し、1978年に首相に就任したが、80年の衆参同日選の最中に急死した。
岸田氏は記者団に「命を懸けた大平氏の足跡を思うと我々はまだまだ甘い」と強調。
さらに「宏池会の歴史は決して権力を求めた歴史ではなかった。
権力に対して謙虚であり続けたい」と述べ、安倍首相との差別化を意識しつつ「ポスト安倍」への意欲をにじませた。
https://mainichi.jp/articles/20170723/k00/00m/010/025000c